今季のJリーグは名古屋や鹿島、G大阪、浦和といった上位陣の常連を尻目に、格下と思われた柏、仙台の奮闘が目立つ。J2から昇格してきたばかりの柏は10試合を消化した時点で堂々の首位を走り、東日本大震災で被災した仙台も2位につけている。選手とファンが一つになって喜び合うこの先、試練はたっぷりと用意されているのだろうが、両チームに思わず肩入れしたくなるのは「熱いスタジアム」という共通点を持っているか
一昨年はJ1で9試合に出場し無得点で、昨年はJ2で24試合に出場し6得点を挙げた田中順也。今季は得点を量産し、柏のJ1初優勝の原動力となれるか FWの人材不足に悩む日本代表の救世主となるか? ただ、当然のことながら、本人は満足していなかった。 「その前の仙台戦では全然シュートを打てなかったし、まだうまくいかない試合がある。こういう動きの精度をもっとあげて、毎試合同じようにプレーできるようにしたい」 現在、日本代表はストライカーの人材難に苦しんでいる。前田遼一や李忠成は間違いなくJリーグのトップクラスのFWだが、本田圭佑や遠藤保仁のパスの能力を生かし切っているとは言えない。 1トップでもプレーできるか? と訊くと、田中は少しの迷いも見せずに答えた。 「2トップでも、1トップでも、もらい方的には変わらない。基本的にDFラインと駆け引きしながら、少し下りてもらったり、少し下りる振りをして前に行っ
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