「クリックすると同じ画面が表示され、消えなくなるプログラム」のアドレスをインターネットの掲示板に書き込んだとして、13歳の女子中学生が兵庫県警に補導された。2019年3月4日付のNHKのウェブサイトが報じている。 【全写真を見る】弁護士が懸念する「ウイルス罪」が抱える根本的な欠陥【不正プログラム中学生補導】 報道によれば、同じアドレスを別の掲示板に書き込んだ疑いで、山口県の39歳の無職の男と鹿児島県の47歳の建設作業員の男の自宅についても、同県警が家宅捜索をしたという。 ネットのSNSなどでは「行き過ぎだ」などと摘発を批判する書き込みが相次いだ。 この事案から浮かぶのは、範囲の幅の広すぎる規制の運用の問題だ。 法律を四角四面に解釈すれば法律違反なのかもしれないが、自宅を捜索されるほどの悪質な行為なのか― 。 NHKの報道によれば、この中学生はインターネットの掲示板に、不正なプログラムのリン