電子申請サイバー攻撃 10県200市町村に波及 2011年11月10日 13:32 カテゴリー:社会 九州 > 福岡 一時、「断続的に利用できない状況」と表示された福岡市のホームページ=10日正午 ●福岡県内は県と17市町被害 福岡市のホームページ(HP)上の電子申請システムを管理するサーバーに大量のアクセスが集中するサイバー攻撃の被害に遭い一時利用できなくなったトラブルで、サーバーを管理する富士通(東京)は10日、同様の不具合が福岡、鹿児島など全国10県、約200市町村に影響が及んでいることを明らかにした。福岡県によると、県内では県と北九州市や久留米市など計17市町が被害に遭った。システムは同日午前7時半に復旧し、電子申請手続きは再開している。 福岡市によると、電子申請システムは税務証明交付予約や水道使用開始の申し込みなどで年間約9千件の利用があるという。サイバー攻撃は9日午後2時
印刷 関連トピックス富士通 福岡市は9日、市のホームページ(HP)上でインターネットを経由して各種手続きができるサービスに不具合が見つかり、サーバーを管理する富士通へのサイバー攻撃が原因とみられると明らかにした。福岡県でも同様の被害が判明。県によると、同じく富士通がサーバーを管理している北九州市など県内の17市町に加え、鹿児島県でも同様の被害が出ているという。 福岡市が富士通から聞いた説明によると、少なくとも23のIPアドレスを通じて、富士通のサーバーに大量にアクセスを繰り返すサイバー攻撃を受けたという。富士通が管理しているのは福岡市のHPの一部。市のサーバーはウイルスに感染していない。 福岡市では9日午後から、24時間インターネット経由で公文書の公開請求や水道使用開始の申し込みなどができるサービスが断続的に利用できなくなり、午後8時ごろ原因を特定するためサービスを停止した。 続きは
印刷 関連トピックス富士通 富士通は10日、同社のサーバーが9日にサイバー攻撃を受け、同社が管理する10県と百数十市町村、計約200自治体のホームページ(HP)上のサービスに不具合が出たことを明らかにした。電子申請システムが断続的に利用できない状態になったという。千葉や静岡、福岡各県などで影響があったが、10日朝までにはすべて復旧した。 富士通によると、9日午後、外部の30以上のIPアドレスを通じ、サーバーに大量のアクセスが繰り返された。システム処理が追いつかない状態になり、サーバーとインターネットの接続を一時切断したという。 この影響で、ネットを通じて職員採用試験の受験や水道の使用開始など各種申し込みをする自治体の電子申請システムが断続的に利用できなくなった。アクセス元は特定はできていないが、ウイルスへの感染はないという。同社は「攻撃の具体的な中身がわかっていないので、状況を把握し
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