■ 信頼あるドメイン名の意義を軽視する地方自治体の愚行 全国の都道府県の電子申請システムが続々と稼動を始めつつあるが、そのいくつかは独自ドメインを使用している。例えば以下などがそうだ。 山梨県: http://www.ycma.jp/ 富山県: http://e-toyama.net/ 茨城県: https://www1.asp-ibaraki.jp/ 徳島県: https://www.tok-j.info/top/ フィッシング詐欺の流行が懸念されているこのご時世に、ニセのドメインと区別しづらいこうしたドメイン名を使うというのは不用意なことであり、これらはセキュリティ意識の欠如した人物が企画したものと推察される。 一般に、Webを使うにあたってユーザは、自分が使うアクセス先サイトの本物のドメイン名を普段から暗記しておかなくてはならない。山梨県の電子申請システムを使う市民たちは、「ycma