2013年12月26日、山梨県と静岡県は、両県にまたがる富士山周辺の公衆無線LANを推進する産官民協働のプロジェクト「Fujisan Free Wi-Fiプロジェクト」の発足を発表した(写真)。富士山の世界文化遺産登録や東京オリンピック開催決定により、富士山周辺を訪れる外国人観光客は増加の一途をたどっている。こうした外国人観光客から要望が多い無料のWi-Fi環境の整備を山梨、静岡両県が主体となって進める。なお、山梨県は既に「やまなしFree Wi-Fiプロジェクト」を通して富士山周辺を含めた同県内のWi-Fi環境を先行して整備している(関連記事:“富士山Wi-Fi”が浮き彫りにする二つの難問)。