2000年代中盤からネットで流布している風刺画「顧客が本当に必要だったもの」が、文芸サークル「反社会人サークル」によりアナログゲーム化されました。元ネタ通り、IT業界のシステム開発プロジェクトをブランコの設計に見立て、顧客や営業の発言に合わせてカードを並べるのですが……絶対カオスなブランコになるなコレ。 「顧客が本当に必要だったものゲーム」(画像提供:反社会人サークル) 元ネタは、1970年代アメリカで流行していた作者不詳の風刺画から派生したパロディとされる、IT業界への風刺。システムのビジョンについて顧客や開発者、営業の間でコンセンサスがとれないまま開発が進んだ結果、顧客の意に沿わないものができあがる様子を、10枚のイラストで段階的に描いています。 「顧客が本当に必要だったもの」(ニコニコ大百科)。最初に顧客が説明した要件と、本当に必要だったものにズレがあり、そもそも顧客が自身に必要なも