宮城県と県内35のすべての市町村が使用するインターネット上のシステムで不具合が生じて8日朝から外部とのメールの送受信などができないトラブルが続き、県によりますと復旧の見通しは立っていないということです。システムを運用する会社によりますと、宮城県を含む合わせて9つの県で同様の障害が発生したということです。 宮城県によりますと、インターネット上のやり取りの安全を確保するために使用しているシステム「自治体情報セキュリティクラウド」で不具合が起き、8日午前4時半ごろから通信障害が発生しているということです。 このため県と県内35のすべての市町村で、外部とのメールの送受信ができなくなっているほか、外部サイトの閲覧もできなくなっているということです。 一方、県庁の職員間のメールのやり取りや、県庁職員が内部で行う文書の電子決裁などの業務は今のところ通常どおり行うことができているということです。 県により