スギ薬局は、2月29日の「うるう日」に発生したシステム障害について謝罪した。2月29日の午後1時ごろに復旧し、3月1日も通常通り営業している。 影響があったのは、グループ計1703店舗のうち、処方箋を扱っていた約1300店舗。29日の開店時にレセプト(診療報酬明細書)コンピュータと呼ばれる調剤管理システムが「完全に止まった」。 レセプトコンピュータは、処方箋の内容を入力すると、健康保険組合などに対して請求する診療料報酬などを算出する。このため店頭で利用者の会計処理が行えなくなった。 原因は、うるう日に対応していなかったこと。「システムは3年ほど前に導入したもの。初めて迎えるうるう日だった」という。「処方箋を見れば調剤はできるため、緊急性の高いケースなどは後日会計する形で薬を出していた」。その後、各店舗に改修プログラムを配布し、午後1時頃までに完全復旧した。 スギ薬局は今後、継続して原因究明
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