富士フイルムホールディングスが国内で実施している新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「アビガン」の臨床試験(治験)が9月に完了する見通しであることが分かった。当初は6月の完了を目指していたが、治験参加者が集まらず計画が遅れていた。足元で感染者が再び増えてきたことから必要なデータを集められるメドがついた。新型インフルエンザ薬のアビガンはコロナ薬としての承認も目指し、3月末に治験を始めた。対象は軽
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極楽・下界間を結ぶ特別便「精霊馬」の乗馬率が0%と、記録開始以来最低を記録していることが10日までにわかった。13日から始まるお盆が近づいても上昇する兆しは見えず、新型コロナウイルスの感染を避けて、下界への帰省を控える動きが強まっているようだ。 精霊馬は毎年お盆シーズン限定で運行される下り方面の特別便。例年はどの便も乗馬率200%を超える混雑ぶりだが、新型コロナウイルスによる外出自粛の流れを受けて、今年は全便ほぼ空席の状況。Uターンで利用される上り方面の特別便「精霊牛」の乗牛率もほぼ同様で、538年の記録開始以来、最低記録更新はほぼ確実だ。 下界での感染再拡大を知って、精霊馬の予約をキャンセルしたという盛岡藩出身の男性(271)は「子孫からも『絶対に帰るな。浄土1号はニュースだけではすまない』とくぎを刺されました。ウイルスを持ち帰って穢土にするわけにはいかないので、今年は我慢して来年2回行
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