2012年も様々な声が飛び交った風営法問題。 いまやその問題には欠かせない 齋藤貴弘弁護士に2年ぶりに話を聞く。 風営法改正に向け、今後重要な3つのキーワード 1 引き続き、クラブのイメージを向上する努力 2 クラブ事業者側が自信を持ち、自らの意見を主張すること 3 クラブの文化的、経済的価値を高めること ■風営法問題勃発から約2年まずはいまの現状を知る 「風営法の問題が世に広く提起されたのは2010年の年末でした。その直後はその問題に関してあまり議論がされることはなく、メディアで取り上げられることもほとんどありませんでした。それから約2年、いま状況は当時とは完全に変化しています。みなさんもご存知だと思いますが、大阪のクラブは一時徹底的に摘発され、逮捕者も出ました。そういった状況から風営法を改正しようという動きが露わになり、具体的に動きが見え出したのが2012年の春。京都で『レ