リーナス・トーバルズ氏の新プロジェクト「git」は、Linuxカーネル開発を管理するためのソフト。プロプライエタリなコード管理ソフト「BitKeeper」を捨てざるを得なくなったことから始まった。(IDG) 有名なLinux開発者と、Linuxカーネル開発の管理に使われるソフトの開発元の対立から、Linux作者のリーナス・トーバルズ氏はLinuxカーネルに加え、新しいソフトプロジェクトに着手せざるを得なくなった。ライセンス問題のため、2002年からカーネル開発の管理に使ってきたプロプライエタリなBitKeeperソフトを捨てさせられた同氏は、先週この新プロジェクト「git」を開始した。 この論争は、Linuxの共同作業によるオープンなアプローチを優れたソフト開発の手法と考えているオープンソース開発者たちと、ソースコードの閲覧・改変が可能な点を根本的な自由ととらえているフリーソフト提唱者の違
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