本記事では、グレープシティのJavaScriptライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」に含まれるグリッド部品FlexGridを、Reactと組み合わせて利用する方法を説明します。ReactとASP.NET Coreを利用するVisual Studio 2022のテンプレートをもとに、FlexGridを表示させる実装を行います。関連して、ASP.NET CoreでWeb APIを作成して、APIの戻り値をFlexGridで表示する方法も説明します。 はじめに Wijmo(ウィジモ)は、グレープシティがHTML/JavaScript環境に向けて提供しているJavaScriptライブラリで、WebサイトやWebアプリケーションで活用できるUI部品を利用者に提供します。現状の最新版は「2021J v3」です。 図1 Wijmoの製品ページ Wijmoが提供するUI部品は、単体で利用する他に、Angu