2月10日、Phoronixが「Linux 7.0 Officially Concluding The Rust Experiment」と題した記事を公開した。この記事では、LinuxカーネルにおけるRust言語の導入が「実験」の段階を終え、正式な構成要素として定着したことが、次期バージョン「Linux 7.0」向けのパッチとして正式に提出されたことについて紹介されている。 以下に、その内容を紹介する。 「実験終了」が文書化され、正式なプロセスへ 次期メジャーバージョンとなる「Linux 7.0」のマージウィンドウにおいて、象徴的なパッチが提出された。長らく続いていた「Rust実験」を正式に終結させ、Rustをカーネル開発の永続的な一部として定義し直すドキュメントの更新が行われたのだ。 Rustを「定着(here to stay)」させる方針自体は2025年12月に合意されていたが、今回の
Linux Kernel Rust Code Sees Its First CVE Vulnerability Written by Michael Larabel in Linux Kernel on 17 December 2025 at 07:44 AM EST. 107 Comments The first CVE vulnerability has been assigned to a piece of the Linux kernel's Rust code. Greg Kroah-Hartman announced that the first CVE has been assigned to a piece of Rust code within the mainline Linux kernel. This first CVE for Rust code in the L
C言語で書かれたLinuxのカーネルでプログラミング言語「Rust」を使えるようにすることについて、メンテナーズ・サミットで議論が行われて「もはや実験段階ではない」ことが確認され、これまで付与されてきた「実験的(experimental)」タグの解除が決定しました。 The (successful) end of the kernel Rust experiment [LWN.net] https://lwn.net/Articles/1049831/ Rust in the kernel is no longer experimental | Hacker News https://news.ycombinator.com/item?id=46213585 LinuxのカーネルはC言語で書かれていますが、それゆえにメモリ関連のバグが絶えず、2020年から、メモリ安全性に優れたプログラミン
Ubuntu Weekly Topics Ubuntu 25.10でのcoreutilsのRust置き換え、pluckyの開発; ベータへ向けて、Jetson向けオフィシャルイメージ Ubuntu 25.10でのcoreutilsのRust置き換え 「Ubuntuらしい」チャレンジングな試みが開始されます。Jon Seagerによる『酸化』の試みのDiscourse上のポスト[1]では、coreutilsをRustベースの新実装であるuutilsで置き換え、可能であれば25.10でデフォルトにし、26.04 LTSでも同様にデフォルトとする方向が示唆されています。 coreutils(GNU core utilities)はLinuxシステムにおける基本的なコマンド群で、lsやmvやrm、cp、chownなどなど、「コマンドライン操作では必ず利用する」ツールキット群です。これを別
11月12日、海外のテクノロジーメディアThe New Stackが「Debian Mandates Rust for APT, Reshaping Ubuntu and Other Linux Distros」と題した記事を公開した。 11月12日、海外のテクノロジーメディアThe New Stackが「Debian Mandates Rust for APT, Reshaping Ubuntu and Other Linux Distros」と題した記事を公開した。 この記事では、DebianがAPTをRustと強く結びつける計画と、それがUbuntuやMintなどDebian系ディストリビューション全体に及ぼす影響、ならびに開発者コミュニティの賛否と懸念について詳しく紹介されている。以下に、その内容を紹介する。 概要――APTがRustに「ハード依存」へ Debianの長年の開発者で
Debian's APT Will Soon Begin Requiring Rust: Debian Ports Need To Adapt Or Be Sunset Written by Michael Larabel in Debian on 1 November 2025 at 05:23 PM EDT. 221 Comments Debian developer Julian Andres Klode sent out a message on Halloween that may give some Debian Linux users and developers a spook: the APT packaging tool next year will begin requiring a Rust compiler. This will place a hard requ
Rust Coreutils 0.2 Released With "Massive" Performance Gains, Production-Ready Ubuntu Support Written by Michael Larabel in Programming on 6 September 2025 at 09:25 AM EDT. 106 Comments The uutils project today released version 0.2 of the Rust Coreutils as their alternative to GNU Coreutils written in the Rust programming language. This release comes as Ubuntu 25.10 prepares to make use of it by d
9月7日、Rust Coreutils 0.2がリリースされた。 この記事では、GNU Coreutilsの代替として開発が進むRust Coreutilsの新バージョン「0.2」のリリース内容と、その性能改善やUbuntuへの導入準備について詳しく紹介されている。以下に、その内容を紹介する。 GNU Coreutilsとは GNU Coreutilsとは、Unix系オペレーティングシステムにおける基本的なコマンド群をまとめたソフトウェアパッケージである。 具体的には、以下のようなファイル操作・テキスト処理・システム管理に不可欠なコマンドが含まれている。 ファイルやディレクトリ操作 ls(ファイル一覧表示) cp(ファイルコピー) mv(移動・リネーム) rm(削除) mkdir(ディレクトリ作成) テキスト処理 cat(内容表示) sort(並べ替え) uniq(重複削除) tr(文字置
過去のデバイスドライバのバグを分類し、それをRustでどの程度防げるかを分析するという面倒な仕事からは、引き続き目を背け、Rustの型システムを活用してコンパイル時にAPI誤用によるバグを防ぐ設計例として、筆者が開発に関わっているタイマー抽象化APIを紹介します。 タイマーAPI基礎知識特定の時点を時間を表すCの型としてktime_tがあり、これは64ビット符号付き整数(s64)で表現され、単位はナノ秒です。ktime_t型は期間を表す型としても使われます。 Linuxカーネルには、下記のように複数のクロックソースが用意されていて、デバイスドライバは用途や特性に応じてクロックソースを使い分けます。例えば、realtimeクロックは補正によって時間が過去に戻る場合があるので、経過時間の測定用途には不向きです。また、独自のクロックソースを実装しているデバイスドライバもあります。 クロックソース
Linux 6.15リリース:486クラスCPUサポート終了でRust統合加速、bcachefsとexFAT大幅改善 Linus Torvaldsが2025年5月25日(日曜日)にLinux kernel 6.15をリリースした。 今回のリリースでは14,612の変更セットが含まれ、前回の6.14の11,003変更セットから大幅に増加し、2024年初頭にリリースされた6.7以来最も活発なリリースとなった。 最も重要な変更は、Intel 486およびPentium以前のx86 CPUサポートの完全削除である。 これによりカーネルは実質的にi586(Pentium)以上のみをサポートし、x86-32環境では最大8CPU制限および32ビットPAEサポート削除により4GB RAM制限が課される。 主要な改善点として、Kent OverstreetによるBcachefsファイルシステムの継続的改良、
Linus Torvalds氏は米国時間5月25日、「Linuxカーネル6.15」(Linux 6.15)の安定版リリースを正式に発表した。同氏によると、「土壇場でのバグ報告により、1つの新機能が直前で無効化された」ため、リリースが数時間遅れたという。 このバージョンで特に注目すべきは、「Rust」ベースのドライバーが初めてメインラインカーネルに搭載された点だ。これは、LinuxコミュニティーのRustファンから長い間待ち望まれていたことだ。 これは「NOVA」と名付けられた「Direct Rendering Manager(DRM)」ドライバーで、NVIDIAの次世代オープンソースグラフィックスハードウェアを強化するものになる。「Turing」アーキテクチャーをベースにした「RTX 2000」シリーズとそれ以降のGPUを対象としている。NOVAは、サードパーティー製でオープンソースの「n
2月20日、海外のテクノロジーメディアPhoronixが「Greg Kroah-Hartman Makes A Compelling Case For New Linux Kernel Drivers To Be Written In Rust」と題した記事を公開した。以下に、その内容をかいつまんで紹介する。 2月20日、海外のテクノロジーメディアPhoronixが「Greg Kroah-Hartman Makes A Compelling Case For New Linux Kernel Drivers To Be Written In Rust」と題した記事を公開した。以下に、その内容をかいつまんで紹介する。 記事によると、LinuxカーネルにRustを導入するかどうかをめぐる議論は続いている。リーナス・トーバルズ氏の右腕ともいえるGreg Kroah-Hartman(Greg KH
LinuxカーネルへのRustコードの統合をめぐる騒動が続いています。 Linuxカーネルの一部であるDMAマッピングヘルパーを管理するChristoph Hellwig氏は、Rustをはじめとした他のプログラミング言語の導入に反対していますが、Linuxの創設者であるLinus Torvalds氏は、他のメンテナーの反対を押し切ってでも、Rustコードをカーネルに統合する意向を示していることがわかりました。 同氏は、Linus Torvalds氏がカーネル内のRustコードに対するメンテナの拒否権を無効化するとプライベートで発言したとRust for Linuxメーリングリストで説明しています。 while Linus in private said that he absolutely is going to merge Rust code over a maintainers obj
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