クラスメソッド福岡オフィスでiOSアプリエンジニアとして働いている田辺です。ご縁がありSwiftでつくるARKit超入門という本を読み、ARの学び始めにとても良い本だと思ったので書評ブログを書くことにしました。 書籍情報 書籍の著者は北村愛実さんです。ARKitやUnityに関するブログや書籍を公開されていたので、本を手に取る前から存じあげていました。 北村愛実 1988年生まれ。立命館大学院理工学研究科卒業。大学院では画像処理を利用したスマートフォン用のアプリケーションやゲームを開発する。IT企業の研究職を経て、現在は主婦をやりつつ執筆やイラスト制作に励んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) https://www.hmv.co.jp/artist_%E5%8C%97%E6%9D%91%E6%84%9B%E5%AE%9F_000000000665641/b
NTTドコモは8月4日、XR(VR/AR/MR)技術を活用したサービスの企画や開発を行う新会社「複合現実製作所」(東京都港区)を設立した。鉄工業界の人手不足や従業員の高齢化といった課題をXR技術で解決するという。 ドコモグループの「社内ベンチャー制度」により事業化した企業。同制度は社員が提案したアイデアを資金面などで支援し事業化する取り組み。複合現実製作所は6番目の事業化事例となる。代表取締役社長にはNTTドコモの山粼健生氏が就任。資本金は1億2500万円で、出資比率はNTTドコモが99.6%を占める。 複合現実製作所は事業の第1弾として、MRデバイスを使って実際の鉄骨に設計図の3DCGを重ねて見られるシステム「L'OCZHIT」(ロクジット)をパートナー企業の宮村鉄工と共同開発した。製造や検査に掛かる時間の短縮や、ヒューマンエラーの抑制、新人の教育などにつながると見込む。
新型iPad Proの最大の特徴が、周囲の奥行きを正確に認識できるLiDAR機能。右側列の上から2番目のカメラのようなものがそれだ。 撮影:伊藤有 2020年のWWDCで、アップルは非常に多くの新戦略を発表した。その多くは初日の基調講演で発表されたが、一方でアップルが基調講演のなかでは「あえて」ほとんど触れなかったことがある。その領域でアップルは2020年も非常に興味深いいくつもの成果を上げており、2020年秋以降の新OSと新製品の上で、活躍する……と想像できるものだ。 その領域とは「AR(拡張現実)」だ。アップルがARで現在なにをしようとしているのか、開発者向けに広く公開されたビデオなどから読み取っていこう。 iPhoneとiPadには「ARKit」という、ARを実現するための技術(フレームワーク、枠組み)が搭載されている。そのため、現行OSが搭載されたすべてのiPhone・iPadでは
セールスフォース・ドットコムは、年次調査レポート「マーケティング最新事情 第6版」の日本語版を公開した。世界各国約7,000人のマーケティングリーダーを対象に、「マーケティングにおける成功の定義の変化」「エンゲージメントの基準とプライバシーの慣行の推移」「マーケティングのスキルとプロセスの進化」「データ管理の戦略・戦術の展開」に焦点を当てた調査となっており、5月に米国で発表された資料を日本向けに加筆・再編集した。 マーケティング変革のなか、日本は「人材」を最優先事項にまず「マーケターの最優先項目」についてワールドワイドで見ると、パフォーマンスの高いチームほど「イノベーション」「ツールとテクノロジーの活用方法の改善」「リアルタイムの顧客エンゲージメント」を優先するが、パフォーマンスが低いチームは「プライバシーに関する規制の順守」を優先する傾向が見られた。 「マーケターの最優先課題」では、パフ
Mixed Reality Toolkit V2.4.0が提供されました。 順調に新機能をリリースしながら拡張が進むMRTKことMixed Reality Toolkitですが、先日v2.4.0がリリースされました。今回のエンハンスも便利な機能が色々と追加されたのでリリースノートを読み解きながら追加機能の紹介をしていきたいと思います。 以上をトピック的に整理。 Mixed Reality Toolkit V2.4.0が提供されました。 1.環境/デバイス 1.1.対応デバイス 1.2.開発環境 2.V2.4.0からの大きな変更点と移行に関する事 フォルダ名の変更 コンポーネントの変更 3.新機能 3.1. Ultraleap Hand Tracking Support 3.2. Migration window 3.3. MRTK Toolbox 3.4. Tap to Place 3.5
仮想現実(VR)が少し現実に近づいた。AppleがスポーツのVR配信を手掛けるNextVRを買収したという報道が、米国時間5月14日に飛び込んできたためだ。 カリフォルニア州を拠点とする新興企業のNextVRは、NBAやウィンブルドンと提携して、会場に設置された特殊カメラから自宅にいる人々のヘッドセットに試合状況をライブ配信することで主に知られている。それによって、特等席で試合を観戦しているような気分が味わえる。NextVRは、音楽イベントや2016年の大統領選の一部の討論会の配信を手掛けたこともある。 ベンチャー企業データベースを運営するCrunchbaseによると、2009年創業のNextVRは1億1550万ドル(約120億円)の資金を調達済みだという。Appleは買収の報道を認めつつ、同社は「適宜、小規模テクノロジー企業を買収するが、通常、その目的や計画について言及することはない」と
コロナウイルス拡大に伴い、増加する社会不安。自分も感染しないとは言い切れない現状です。こんなときにこそ自分が大切にしている人に想いを伝えたいと感じている人も多いはずです。そんなあなたにVR Postが提案しします。 コロナウイルスのような、いつ来るかわからない命の危険に備え、大切な人に”今の想い”を残しておきませんか? 弊社はVRを使った遺言を残す事業をさせていただいています。遺言を撮影させていただき、プロのクリエイターにより映像を鮮明にします。お客様のご要望に合わせ、好きな音楽を入れたり、撮影場所を選んでいただくことができます。 VRだと何がいいの? プロのクリエイターによるVR動画制作は映像をはるかに超えた臨場体験を味わえます。まるで相手に語りかけるかのように遺言を残すことができ、家族を中心としたあなたの大切な人に想いを伝えることができます。 いつ、どこで何があるのかわからないこの世の
複数のルートからアップルが全く新たなカテゴリの製品を、市場に投じようとしていることが明らかになった。発表のタイミングは早ければ4月以前になる可能性もある。 アップルが新たにリリースするデバイスは、AirTagと呼ばれる小型の忘れ物防止タグだ。類似した製品としては、米国のTile社などが販売中の、自宅の鍵や財布に紐付けて、紛失した際に位置を通知したり、アラームを鳴らしてくれる小型のスマートタグがある。 AirTagは、iOS 13の新アプリ「Find My」(「友達を探す」と「iPhoneを探す」などを統合したもの)と連動し、鍵などのアイテムを探すものになると予想されている。ただし、アップルは独自の仕様で、他社にはない洗練された動作を可能にする。 最新バージョンのiPhoneにはU1チップが搭載されているが、このチップには数センチの誤差で位置情報を検出できるUWB(Ultra Wide Ba
さくらインターネット研究所では、10年後の未来を見据えた研究ビジョンとして「超個体型データセンター(Superorganism Data Center)」のコンセプトを掲げている。各研究員がそれぞれの専門領域からこの世界に向けてアプローチする中で、分散システム(エッジ/フォグコンピューティング)領域の研究を進めるのが上級研究員の菊地俊介氏だ。 さまざまな業界におけるIoT活用や5Gサービス開始の動きもあり、市場ではさまざまなエッジコンピューティングのソリューションが出始めている。しかし菊地氏は、現在実用化されているエッジコンピューティングと超個体型データセンターの世界の間には「まだまだ大きなギャップがある」と指摘する。“理想の世界”を実現するためには、これから何が必要なのだろうか。 エッジとフォグの大きな違いは“タテ構造/ヨコのつながり” 菊地氏は早稲田大学大学院 理工学研究科 電子・情報
長さ、距離、高度、重量、速度、湿度…スマホで「測れる」すべて2020.02.15 15:0062,082 David Nield - Gizmodo US [原文] ( mayumine ) スマートフォンは、何でもできます。 ポータブルミュージックプレイヤー、日記帳、デジタルカメラ、電卓、20年前はそれぞれ別々に持ち歩いていたデバイスがスマホ一台で事が済むようになりました。でも実は、スマートフォンでいろんなものを測ることができるメジャー機能を使いこなしている人はそんなにいないかもしれません。適切なセンサーと適切なアプリがあれば、実は想像以上に多くのデータを測定することができるのです。今回は、スマートフォンで測れるものをご紹介しましょう。 高度を測る利用しているスマートフォンに、GPS信号、地図、気圧センサーが搭載(今はほとんどのスマホにある)されているなら、そのスマートフォンは今すぐ高度
ビジネス環境は大きな変化の過渡期。トレンドを見誤ると痛い目に遭う。 RgStudio/Getty Images 起業家と経営者の視点は、投資家と同じではない。 複数の分野にまたがるトレンドは、業界や地理的な条件を超えてビジネスに大きな影響を与えるかもしれない。 あらゆる分野のブートストラッパーとイノベーターのために、2020年から先の未来を方向づける20のテーマとアイデアを紹介する。 起業家やスモールビジネスの関心と優先順位は、投資家や上場企業とは異なる。 もちろん重なるところもあるが、ウォール・ストリート(大企業)で歓迎されるアイデアが、必ずしもメイン・ストリート(中小企業)でも通用するとは限らない。 これからのアメリカ経済を牽引するブートストラッパー(=自力・低予算でビジネスを立ち上げる人)とイノベーターにとって、2020年以降の展開を方向づけるトレンドがすでにいくつか見えてきている。
by iphonedigital 2020年1月20日、Appleのティム・クックCEOはアイルランド政府産業開発庁(IDA)のマーティン・シャナハンCEOとの対談で、「ARに興奮しています」と言及し、ARに対して強い関心と期待を抱いていると主張しました。 Tim Cook: ‘AR will pervade our entire lives’ https://www.siliconrepublic.com/machines/tim-cook-ar-war-ducks-healthtech Tim Cook says AR is the ‘next big thing,’ teases Apple's health initiatives that are 'cause for hope' - 9to5Mac https://ww.9to5mac.com/2020/01/20/tim-co
\displaystyle\int {\rm d}\boldsymbol{r}\hat{\psi}^{\dagger}(\boldsymbol{r})ぽっぴんフレンズ\hat{\psi}(\boldsymbol{r}) です!今回は、Pythonで円周率 $\pi$ を計算する方法を13通り紹介したいと思います! 以前、「もう円周率で悩まない!πの求め方10選」という(円周率界隈では有名?な)記事を拝読し、「π求めてぇ」という欲望が増幅したので、今回の記事を執筆するに至りました。そして今回、記事にある $\pi$ を求める方法のほとんど全てをPythonで実装してみました! いざやってみると、Pythonの基礎知識(関数、Numpy、for文、while文、if文、クラスなど)がふんだんに盛り込まれていたので、(筆者のような)プログラミング初心者が Python の練習としてやってみるのは
ビジネスの新潮流を探るべく、ベンチャーキャピタル(VC)やスタートアップ支援企業を訪れる連載の4回目。Yahoo! JAPANのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)で、コンシューマー向けのネット系サービスの支援を得意とするYJキャピタル社長の堀新一郎氏に、今後有望なビジネスや注目テーマを聞いた。 YJキャピタル社長の堀新一郎氏。慶応義塾大学(SFC)卒業後、フューチャーシステムコンサルティング(現フューチャーアーキテクト)を経て、ドリームインキュベータ(DI)にて経営コンサルティング及び投資活動に従事。 2007年よりDIのベトナム法人立ち上げのため、ホーチミン市に赴任。 13年よりYahoo! JAPANに入社し、同年7月よりYJキャピタルへ参画。同社COOを経て、16年11月より現職。 —— YJキャピタルは、インターネットやモバイル関連の分野に注力して支援を行っていると思います
2020年がアップル(Apple)にとって重要な1年になるだろうという兆候が、すでに現れてきている。アナリストたちは、2020年、iPhoneが1年にわたる売り上げ不振から復活し、AirPodsは年間を通じて売れ続けるだろうと予測する。 次のiPhoneとiPad Proで、アップルが主要製品でどこへ向かおうとしているのかを垣間見ることができる。 だが2020年、アップルも他の大手テック企業と同様に、その規模と影響力が競争を阻害しているのではないかという懸念に、引き続き取り組まなければならない。 2019年は、アップルにとって波瀾に満ちた1年だった。 iPhoneの売り上げ不振、iPhoneへの追加関税回避、有名幹部の退社、その規模と影響力が業界において競争を阻害しているかどうかをめぐるアメリカ司法省や連邦政府からの厳しい監視などがありながら、パーソナル・ファイナンスやデジタル・エンターテ
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