1曲しかなければその1曲を大事にくり返し聴く。 10曲しかなければその10曲を大事にくり返し聴く。 だけど1000曲が小さなボディにまるっと収納されて、 いつでもどこでも気軽に聴けるとなったら、 もうどの1曲もたいして大事じゃなくなる。 たいして大事じゃない1曲は、 それが1000個あってもたいして幸せじゃない。 大人になった時にそのことに気づいた。 CDや本が売れなくなってきた件 - 谷山浩子がどこかこのへんに… 谷山浩子さんのブログより。なんか、わかるなぁと思って。 高校生のころなんて、毎月のようにどのレコードを、どのCDを買うか悩んでた。悩んで悩んで悩み抜いて、これだ!ってのを買って、何十回も何百回も繰り返し聴いてた。 それからだいぶ経って、ある程度好きなようにレコードとかCDとか買えるようになった。5枚10枚と一気に買ったりもした。でも、なんか違う。 音楽とか芸術とか、ずっと既製品