「職場のトイレが男女共用で、とても苦痛です」「トイレに行きたくても行けない状況でツライ」。インターネット上のQ&Aサイトには、そんな悩める女性たちの投稿がいくつも寄せられています。 ある投稿によると、彼女たちがつとめる会社が入るビルは、トイレが「男女共用」となっています。洋式の個室トイレが1つしかないパターンや、男性用小便器+共用の洋式個室があるパターンなどさまざまですが、いずれにせよ、誰がいつ、どのぐらいの時間、トイレに入ったか、周りにバレてしまうそうです。 ある投稿者は、男女共用であることがあまりに苦痛だったために、職場で水分をほとんど口にしなくなったそうです。もし、便意を催したら、昼休みに、職場から歩いて数分のコンビニまで行くようにしています。 会社に対して、男女別のトイレ設置などを求めることはできないのでしょうか。村松由紀子弁護士に聞きました。 ●「男性用と女性用に区別すること」と
埼玉県朝霞市の大橋昌信市議(NHKから国民を守る党)が、テレビを設置せず、ワンセグ機能付きの携帯電話を所有しているだけで、NHKの放送受信料を支払う必要があるかどうかの確認を求めていた裁判で、さいたま地裁(大野和明裁判長)は8月26日、受信料を払う必要はないとする判決を下した。 裁判では、「受信設備を設置した者」に受信契約の義務があると記した「放送法64条1項」の解釈などが争われていた。大橋市議は、携帯電話のワンセグは「設置」ではなく、「携帯」だと主張。対するNHKは「設置」とは「受信設備を使用できる状態に置くこと」と反論していた。 判決文では、マルチメディア放送(サービスが終了したNOTTVなど)の定義を定めた放送法2条14号で「設置」と「携帯」が分けられていることから、ワンセグも「設置」とするNHKの主張を「文理解釈上、相当の無理がある」とした。 判決後、大橋市議は「多くの国民が疑問に
京都府立の全日制の高校が2015年11月、妊娠中の3年生の女子生徒(18)に対して、休学を勧め、卒業するには、体育の実技をすることを求めていたことがわかり、物議を醸している。 報道によると、昨年8月ごろ女子生徒の妊娠が発覚すると、高校側は11月ごろ、出産準備に専念するため休学するよう勧めた。その際、女子生徒に、体育の成績が「1」のため卒業できず、球技や持久走などの実技の補習が必要となると説明したという。 文部科学省は、妊娠と学業は両立できるという見解を示し、高校の対応を批判している。高校側は今後、女子生徒への対応を改める意向を示している。 女子生徒は、同級生たちと一緒に卒業することを望んでいるという。身重の生徒に対して、卒業の要件として、体育の実技を受けることを求めることは、法的には問題ないのか。憲法の問題に詳しい作花知志弁護士に聞いた。 ●高校にも一定の「裁量」があるが・・・ 「今回の高
横浜市のホームページに小学校への襲撃予告が書き込まれ、男子大学生が威力業務妨害容疑で神奈川県警に逮捕された事件で、その後真犯人を名乗る者から犯行声明が出されたことで、この男子大学生の逮捕は誤認逮捕であったことが明らかになった。 誤認逮捕のきっかけは、男子大学生の使用していたパソコンが遠隔操作ウイルスに感染してしまったことであり、この他にも同様の手口による襲撃予告などの書き込みで、この男子大学生を含め全国で4人が誤認逮捕を受け、警視庁や各県警、地方検察庁が謝罪する事態になっている。 これら一連の誤認逮捕については、各捜査機関の対応が不適切だったのではという批判が上がっており、報道によると、特に男子大学生を逮捕した神奈川県警では、取り調べの際に「認めないと少年院に行くことになる」などと容疑を認める自白を誘導した疑いがもたれている。この男子大学生は当初は容疑を否認していたものの、その後容疑を認め
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