クラスとは Javaを含むオブジェクト指向プログラミングでは、この世にある様々なものをオブジェクトと見なしています。例えば、現在使用しているコンピュータはオブジェクトであり、身近にある鉛筆・消しゴムなどもオブジェクトです。それらオブジェクトは"状態(メンバ変数)"と"振る舞い(メソッド)"を持つとされています。コンピュータオブジェクトはメモリ容量・HDD容量といった"状態"と、演算処理・I/O処理といった"振る舞い"を持っています。また、鉛筆・消しゴムも長さ・大きさという"状態"と書く・消すといった"振る舞い"を持っています。 オブジェクト指向プログラミングは、プログラムを"状態"と"振る舞い"を持つ一塊の物に整理し、世の中にあるオブジェクトと同様のものとして、プログラムを開発者が理解しやすい単位で進める方法です。 その中でクラスは、同様な"状態"・"振る舞い"を持つオブジェクトの共通部分