2012年05月11日 18:51 松井秀喜の「顔」に期待だ!|2012MLBペナントレース Tweet 「松井秀喜マルチ!」、昨日の東京の駅の売店には、そんな赤文字が躍る小さな短冊がぶら下がっていた(関西では見ない)。夕刊紙の惹句だ。まだマイナーの試合でさえなく、マイナー同士の練習試合で、松井秀喜がちょこっと打ったというだけだ。評価の対象にならないようなレベルだ。マスコミだってそんなことは重々承知だが、そう書けば日本人、特に関東の人たちは「おっ」と思うのだ。松井秀喜の動静を気に掛ける人がそれほど多いということを、マスコミは良く知っているのだ。 金網フェンスに囲まれた、観客席もない、学校のグランドのような球場で、松井は確かに元気そうだった。遮蔽物を一挙になぎ払うようなスイングは健在で、打球はライナーで右翼フェンス間際まで飛んで行った。走塁も、長く伸びた髪をなびかせて軽やかだった。 MLBに