日本シリーズの再現!? ソフトバンクと戦う韓国・サムスンは「中日のようなチーム」 2011年アジアシリーズ見どころ 2対0、2対1、1対2、8対4、1対0。日本シリーズ同様、ロースコアが並んだ今年の韓国シリーズ。この戦いを4勝1敗で制しアジアシリーズ進出を決めたのは、5年ぶり3度目の出場となるサムスンライオンズだ。 今年のサムスンをひと言で説明すると、「中日のようなチーム」。勝ちパターンは先行逃げ切りで、7回までリードした試合での勝率は9割8分5厘。逆転負けを喫したのはわずか1回しかない(65勝1敗1分け)。チーム打率は8球団中5位の2割5分9厘だが、チーム防御率は3.35でリーグトップを誇る投手力のチームだ。今季の首位打者・李大浩(ロッテ)が打率3割5分7厘を残し、3割バッターが14人いる韓国で、この防御率は立派な数字と言える。 そのサムスン投手陣で大きな役割を果たしているのがリリー
リーグ連覇へ首位を快走する福岡ソフトバンク。ある意味、開幕前の下馬評どおりかもしれないが、大方の予想と実際の戦いぶりはずいぶん違ったのではないか。 今季の福岡ソフトバンクは大型補強を敢行した。カブレラや内川聖一を加えた超強力打線が最大のウリだった。しかし、シーズン中は故障者が続出。また、統一球の導入により、極端な投高打低のシーズンとなったため、今季の好調を支えているのは12球団トップの防御率2.35を誇る投手陣の頑張りである。 だが、投手陣にしても決して安泰ではなかった。問題はリリーフ陣だ。昨季までの2年間は攝津正、ブライアン・ファルケンボーグ、馬原孝浩の「SBM」トリオで鉄壁リレーを築いてきたが、今季は攝津が先発に転向。何より計算外だったのがファルケンボーグと馬原が今季2度ずつ登録を抹消されたことだ。馬原は現在も2軍調整中である。 それでも、ロースコアの僅差が多い今シーズンを何とか
悲願の日本シリーズ進出を決め、涙を浮かべる川崎(左)。内川はCSファイナルステージのMVPに選ばれた【写真は共同】 「2004年から、負けてベンチで涙を流したことの方が多かった。守っている時からいろいろ思い出して……。本当に感動しました」 球界一の元気者、川崎宗則の目が潤んでいた。「気づいた時には、自然と涙がこぼれていた」。その顔は、鼻の先まで真っ赤だった。 ついに、ついに……、福岡ソフトバンクホークスがクライマックスの呪縛を解いた。04年にプレーオフの名称でこの制度が導入されて以来、7度目の挑戦で初めてのクライマックスシリーズ(CS)突破「ダ」! 川崎だけじゃない。小久保裕紀も、本多雄一も、みんな泣いていた。10月1日のリーグ連覇達成の時とは明らかに違う雰囲気。ヤフードームの満員のスタンドではファンも涙した。テレビの前で声援を送った人も同じ。2011年11月5日は、ホークスとつなが
過去2回、日本は連覇を果たした。「交渉のタイミングは今しかない」と石渡氏は主張する。 「日本からのお金が来ないとなると、大会運営は相当厳しくなります。実は、韓国の選手会も日本と同じ意見を表明しています。日韓両方が出ないとなると、どうなるでしょうか」 WBCIは参加への返答期限を9月30日としたが、それも一方的な要求だ。 「日本人は脅せば、ぐらぐらすると思っているのでしょう。しかし、お話ししたような状況では、出場したくても、残念ながら出場できません。もし出場しないことになると、ファンはガッカリするかもしれないですね。でも、こういうことが背景にあるとちゃんと説明すれば、分かっていただけると思います」 すでに各メディアで報道されているが、第3回大会への参加返答は、オーナー会議の行われる10月7日以降にずれ込む可能性もあると見られる。他のスポーツの国際大会と比べても、一般常識的にも考えても
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