「消費者購買動向調査」 ∼リーマンショック以降の日本の消費者の実像∼ (概要) 資料1 平成22年4月21日 経済産業省 1 「消費者購買動向調査ーリーマンショック以降の日本の消費者の実像」調査結果要旨 1.消費にあたって重視する要素 日本の消費者は製品・サービスにこだわりはなく、低価格がこだわりのポイントになっているとの一般論がよく聞かれるが、この点は、否定された。「 信頼」、「安心」が消費者の最優先事項であり「低価格」を上回る。これらの非価格要素への「こだわり」は、女性、高齢者ほど高くなっている。また、 価格を下げると、消費者は、さらに価格要素を重視するようになり、際限なき価格競争に陥ることが数量的に確認された(たとえば、食品の場合、2 割安くすると、価格の重要度が48.9%から59.6%に上昇する)。 2.消費したいもの お金の使い途について、消費者は、消費をしたくないわけではない