頑なに守るのではなく、柔らかく降りていきたい。誰かのせいにして叫ぶのではなく、つぶやきながら微笑んでいたい。そんな私は夢追い人と言われるだろうか。 ただ私はよく知らない絶対者より、手の届く身近な人々と優しく交わって生きていきたい。睨むのではなく、ほがらかに耳を傾けていたいんだ。 難しい言葉は棄てて、普段着の何気ない気持ちを語ろう。ありのままで。物語ることは、言い張ることではなく、整然と吐露すること。 いつか、あなたの物語を聞かせてください。私が語ることができるようになるまで。