今回は、日本と中国の不自由さについて考えたいと思います。この文章を書こうと思ったキッカケは、この記事でした。 ここに書かれた主張は明快で、日中の社会を比較する際によく見られる分析です。 日本は「ルールがあるから成立する自由」 中国は「政府が黙認しているだけの自由」 政治的自由が無い中国の自由は本質的に偽物 この主張は自由主義的な価値観から見た「国→個人」という見かたでは正しいです。 実際に、昨日まで許されていたものが今日、突然に禁止されるということはよく見られる光景であり、社会制度から見られる重大な不自由です。 また、筆者はこれまでも、中国の人生には強いレールがあると、繰り返し整理してきました。 ただ、冒頭の記事は「中国人は自由を理解していない」と結論づけていますが、ここは私の見解と異なっています。 実際に私も、中国を自由だと感じる例は少なくありません。 この記事では、なぜ不自由なはずの中

