3月終わりごろから、ハナズオウ(花蘇芳)の鮮やかなピンクの花が、枝に数珠なりになって咲いています。 以前からよく見ていた花木なのですが、名前は今回調べて知りました。(^ ^;) 中国北中部原産のマメ科ハナズオウ属の落葉低木で、庭木や公園などで、ときどき見かけます。 花はマメ科特有の蝶形花で、花柄がなく、枝に直接花がつくのが特徴で、きれいな花のいろと、独特の花の付き方が、人の目を引き付けるようです。 名前は、花のいろが、マメ科ジャケツイバラ亜科のスオウ(蘇芳)から作られる染料のいろににていることに由来します。 花言葉は、日本では「喜び」「目覚め」「高貴」「豊かな生涯」で、春にきれいに咲く花の姿からつけられたとされます。 西欧での花言葉は、「裏切り」「不信仰」。キリスト教の十二使徒の一人であるイスカリオテのユダが、イエスを裏切ったことを悔い、セイヨウハナズオウの木で命を絶ったことに由来するよう