すももさんの元記事は、「男性も女性によって囲い込まれた不利な社会構造のなかにある側面があり、女性も『男性に対して経済的に高望みする』という性役割を降りるべきである」というようなことを主張しています。このあたりは、良くも悪くも、おそらくは結論ありきで書かれたところがあったために、非常にセンセーショナルに受け取られ、元記事は大変幅広い人々の目にふれたようです。 元記事は、ありていにいえば、「女性の生きづらさは男性のせいでありその解消には男性の配慮が必要である」というフェミニズムの主張に対して、「男性の生きづらさも女性のせいでありその解消には女性の配慮が必要である」という主張をぶつけるものでした。これはある意味で男女間の対立を煽りうるもので、実際、元記事を受けて以下のようなブログ記事も書かれています。 この記事の書き手は、「『男性のつらさを理解してほしいのであればまず女性のつらさを理解せよ』とい
![「生きずらさ」をわかちあえないことの「生きづらさ」|あきる](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4fd5b3fe461ad893031ef3e93401ff19f6d0e2d0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F12256415%2Fprofile_3903d2ab5b315a6ac906908a98ab391a.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26format%3Djpeg%26quality%3D85%26width%3D330)