自由形(じゆうがた、freestyle)は、競泳の種目の一つ。自由な泳法で速く泳ぐことを競うものである。水泳選手を中心に「フリー」「フリ」という略称が用いられる。なお、「自由型」と表記されることもあるが、競技規則上は自由形である。 「自由形」の名の通り泳法は指定されておらず、定められた距離をより短いタイムで泳ぐことを競う種目である。泳法は自由であり、レース中に泳法を変えてもよい。現在では、50mのように短時間で勝負が決まるものから1500mのように時間がかかるものまで種目が豊富にある。マスターズ水泳などの短水路の大会では、より短い25m種目も存在する。 「自由形」という種目は、第一回アテネオリンピックから存在している歴史の古い種目である。ただし、第一回オリンピックでは参加者全員が「平泳ぎ」で泳いだ。オリンピックを数回重ねる間に、選手たちに選ばれる泳法はいくつか変化した。 ⇒#歴史 現在では