CDが売れない問題/サブスク問題/ミュージシャンの収入問題とロック好きを自称する僕 CDが売れなくなったと言われ始めてからもうしばらくの時が過ぎた。もう昔のようにミリオンだとかダブルミリオンだとかそんな数字を聴くこともなく、ミュージシャンが億万長者になれる時代は終わってしまった。僕はそれに嘆くようなことはなく、単に昔が稼ぎすぎただけ、音楽はそもそも商業とは無縁でありもっと身近でもっと自然なもの、なんてふうに思ったり思わなかったり。 というかそもそも僕には嘆く資格がない。というのも僕は新品でCDやレコードをほとんど買っていないからだ。中古でばかり買い集めてきた。つまり僕はロック好きを自称しておきながら、ほとんど音楽業界/音楽商業に貢献していないわけだ。 21世紀に入ったくらいからCDが急速に売れなくなったのはデジタル音楽プレーヤーの登場が大きいとされている。iPodが2001年に登場、その他