母方の祖父母の家は宮城と岩手の県境で高速を使っても1時間以上離れる。子どもにはなかなかしんどい距離だった。だから、小学校も3年生くらいになると休日祖父母宅へ行って1日を費やすなら友達の家で遊んでいた方が楽だし楽しいと感じるようになる。しかし、母は母で用事もあるし道中暇なのだろう。子どもの頃から理論派の兄より自分は与し易い相手だったのだと思われたのか、よく誘われた。 めんどくさそうな顔をすると必ず次の言葉が出てくる。 帰りに納豆そば食べさせてあげるから‼️ そうすると…心が踊った。まんまとノセられたのだ。ちなみにここで言う「ノセられた」は車に乗せられたともかかっているのだろうか… ちなみに、その納豆そばとは何の事はない。かけそばに納豆が入っただけのもの。高速の途中にある鶴巣PAのフードコートだから、蕎麦だっていわゆる立ち食いのそれ。コシもへったくれもない。やっすい男だなと思うと笑えて来る。今
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