国民個々人に番号が割り振られ、預貯金、予防接種や疾病の履歴などが政府によって一括管理される。 「共通番号(マイナンバー)」制度が来年1月から実施される。国民は諸々の行政手続き、法定調書の提出の際に個人に割り振られた番号を記載することが義務づけられる。 就職の際にも記載しなければならないというから驚く。政府が個人の所得をこれまで以上に把握するためだ。 最大の狙いは徴税の強化だろう。国民すべてを番号で管理し、1円に至るまで把握して徴税しようということだ。銀行や郵便局の預貯金口座をいくつもに分散させても、「名寄せ」ならぬ「番号寄せ」で、一秒もかからぬうちに一円残らず捕捉されてしまう。 内閣府大臣官房「番号制度」担当室の資料(2月16日現在)を見ると、のっけから使用目的として「ペイオフ(※)のための預貯金額の合算」が出てくる。 ペイオフを口実にして個人の預金残高を把握したら、次に国家財政の破たんを
![全国民を番号で管理 超監視社会が到来する](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/717a162c68191e4dadb486bad6fe119e41b29f56/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftanakaryusaku.jp%2Fwp-content%2Fthemes%2Ftrj%2Fimages%2Flogo_ogp.png)