ECサイトにおいては、「商品を探す」、「商品を見る」、「カートに入れる」、「購入する」といった基本的な作法は概ね共通化されてきていますが、商品ごとの特性やユーザ心理によっては定型的な情報提供では不十分なケースがあります。 下記のような商品紹介ページでユーザ行動観察調査を行った際、この商品を使用したことのないユーザは、商品特徴や価格を確認した後で「分量」や「目安の日数」を探し回るという行動が見られました。 健康食品は継続して利用するものであり、かつ商品によって1回に使用する分量が異なるため、価格情報だけでは「お得」なのかどうか判断できなかったためです。ところが、商品の分量は商品名に含まれており、なおかつ一回の使用量は商品説明の中に埋もれてしまっており、いずれも価格から離れた位置にあったために気づかれませんでした。 ECサイトの商品ページで提供されている情報については、「価格」、「送料」、「配