各地で相次いでいる一連の強盗事件で、警察当局が複数の事件で指示を出していた疑いがあるとみている「ルフィ」と名乗る人物が、フィリピンに滞在している可能性があり、SNSの「闇バイト」を通じてメンバーを集めていたとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。 警察当局は、この人物の指示のもとでグループの起こした犯行が全国に及んでいるとみて解明を急いでいます。 今月、東京 狛江市の住宅で大塩衣與さん(90)が殺害された強盗殺人事件では、別の2件の強盗傷害事件で逮捕されたそれぞれの容疑者の携帯電話に、狛江市の事件に関してやりとりしたとみられるメッセージや現場の住宅の情報が残っていたことが明らかになっています。 警察当局は、SNSで情報を共有し実行犯を入れ替えながら犯行を繰り返しているグループの存在があるとの見方を強めていて、すでに逮捕した容疑者の携帯電話を分析するなどした結果「ルフィ」と名乗る人
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