17日は、準々決勝のメキシコ(C組1位)対プエルトリコ(D組2位)。非常にレベルの高い壮絶な試合だった。 1回表、プエルトリコが2本のホームランなどで4点を先制。しかし、メキシコが粘り強く反撃し、7回に3点を奪って逆転。プエルトリコも終盤に絶好機を迎えたが、キューバ生まれながらメキシコへ亡命し、今はレイズで活躍するアロサレーナ外野手(準決勝日本戦で岡本和真の“ホームラン”を掴み取ったあの男だ)が超ファインプレー。メキシコが辛くも5-4で逃げ切った。試合後、後ろの席にいたメキシコ人のファンを祝福すると、笑顔で握手を求めてきた。 「準決勝で対戦する日本について、何か知っていますか」と尋ねたところ……。 「僕は、オータニ(大谷翔平)の大大大ファン。ダルビッシュ(有)も好きな選手だ」 「1次ラウンドの日本の試合のダイジェストを観たが、投手陣が素晴らしい。打線も、みんなしぶとい。チームワークもいい。