ソーシャルゲーム大手のディー・エヌ・エー(DeNA)は28日、自動車関連事業に参入すると発表した。 自動運転を研究する新興企業と合弁会社を作り、無人運転のタクシーの事業化を検討する。自動運転には高度な通信技術が欠かせず、情報技術(IT)企業の参入が今後も広がりそうだ。 新会社の名称は「ロボットタクシー」で、29日に設立する。DeNAの中島宏執行役員は28日の記者会見で、新分野に参入する狙いについて、「自動車業界はIT革命に遅れているのでチャンスだ」と述べた。 新会社は、運転手が必要ないタクシーで利用客を運ぶ仕組みを検討する。例えば、利用客がスマートフォンで目的地の情報を送ると、通信センターから車にデータが届き、自動で移動するシステムだ。過疎化が進む地域での活用なども期待できる。
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