STAP細胞の論文に不正が認定された問題で、理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが8日、弁護士を通じ、理化学研究所に再調査などを求めて不服を申し立てた。小保方氏は9日、大阪市内のホテルで記者会見を開く予定。 小保方氏の代理人を務める三木秀夫弁護士によると、不服申し立て手続きは、理研の規定に基づいて行った。申し立て書は、A4判の紙で約20枚。理研の監査・コンプライアンス室宛てにメールで送ったという。 申し立て書によると、「調査委員会は自らの検証や解析を妄信して判断を誤ったものと考えられる。不十分な調査により、結論を断ずることは許されない。再調査をし、丁寧な調査がなされなければならない」などと主張している。 さらに、小保方氏は画像の取り違えについて「深く反省している」と述べている。 理研の調査結果に対し「『悪意のない間違い』であるにもかかわらず、改ざん、捏造(ねつぞう)と決めつけられたこと