僕らが日常的に耳目にする情報って、そのほとんどがわかりやすいダイジェストにすぎない。何かと忙しい世の中だもん、それは歓迎すべきことではあるのだけれど、一方で僕たちの判断を危ういものにしているんじゃないだろうか。判断が危うくなっているだけでなくて、情報を見る視力だって衰えているのかも。で、この傾向は避けがたいものであって、コイツとの長いお付き合いの仕方について考えとかないとダメなんじゃないか。という面倒臭いお話。 僕はもともとヤマザキパンが苦手なんだけれど…… 「パンがカビないのは添加物が入っているから?」(シルフレイのふたり言) と長村洋一「『ヤマザキパンはなぜカビないか』論に見る一般人に対する騙し行為」(PDFファイル) を読みながら、なるほどこれはひどい話だと思いつつも、この程度のガセには、たぶん自分も日常的に騙されているのではないかとも感じた。 話のポイントは、それぞれのエントリタイ