英ロンドン中心部を歩く女性(2020年4月9日撮影、資料写真)。(c)Isabel Infantes / AFP 【2月23日 AFP】国連(UN)は23日、世界の妊産婦死亡率は過去20年間で34.3%低下したものの、なお2分に1人の割合で死亡しているとの報告書を公表した。 報告書は世界保健機関(WHO)などがまとめた。それによると、妊産婦10万人当たりの死亡数は2020年は223人で、2000年の339人から減少した。それでも世界で1日に800人近くの妊産婦が死亡している計算になる。 死亡率の低下幅を国別で見ると、ベラルーシが95.5%減で最大だった。逆に上昇幅が最も大きかったのはベネズエラだった。 WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は、「すべての女性にとって妊娠は大きな希望であり、プラスの経験となるべきだが、世界の