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ブックマーク / www.the-journal.jp (2)

  • 尖閣諸島問題は"棚上げ"が正しい! ── 前原外相の強硬一本槍が禍の元 (News Spiral)

    11月14日にAPEC会場で開かれたわずか22分の首脳会談で、日中関係が正常に復するきっかけが生じたのかどうかは分からないが、9月7日の尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件から2カ月と1週間を経て、ともかくも菅直人首相と胡錦濤主席が会談の席に着いたことで、これ以上の事態の悪化は避けられるだろう。 まさしくこのAPECの舞台で、米国が環太平洋経済連携協定(TPP)という形で太平洋に跨がる巨大経済圏の形成に主導権を発揮しようとしている中で、日としては一方的にそれに呑み込まれることなく、むしろこれまで以上に中国はじめ韓国やASEANとの提携を強めて東アジア共同体づくりを進め、米国軸と拮抗する東アジア軸を立てて行かなければならない。そのための日中の戦略対話が喫緊となっている時に、尖閣如き問題をいつまでも引きずって外交の手を縛られているのは愚の骨頂と言える。 ●なぜ逮捕したのか? そもそもから言えば、事

  • 郵便不正事件で次々に覆る供述調書 ── 大阪地検特捜は壊滅状態に (News Spiral)

    偽の障害者団体が郵便料金割引制度を悪用するのを助けたとして、厚生労働省の村木厚子局長(当時)を逮捕したいわゆる郵便不正事件は、1月27日以来、すでに第9回まで公判が開かれてきたが、回を重ねるごとに検察側主張を裏付ける供述調書の中身が次から次へと覆されるという稀に見る展開となっている。 もちろん、検察の自白強要による冤罪のデッチ上げは稀でも何でもないが、これほどまでにずさんなケースは前代未聞と言えるだろう。東京地検による小沢一郎幹事長と鳩山由紀夫首相に対する「政治とカネ」攻撃と競い合って、何としても石井一選対委員長に一太刀浴びせようと功を焦った大阪地検が、その邪悪な意図と自らの貧弱な捜査能力との裂け目に落ち込んで墓穴を掘った形である。 第8回公判を傍聴したジャーナリストの江川紹子が「江川紹子ジャーナル」2月25日付で「こうした事件を見ていると、そもそも特捜部を今後も存続させる意味はどこにある

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