(1)災いの日 <出典はテルトリアヌスあるいはアウグスチヌスにあるとされるが誤りで,これは中世キリスト教信仰の2つの態度「知らんがためにわれ信ず」 cred ut intelligamおよび「信ぜんがために知解する」 intelligo ut credamに対比して用いられる。>(~ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の邦訳) 「ヤハウェは、すべてのものを自分の目的のために造った。邪悪な者をも、災いの日のために。」(箴言16:4 勝村弘也訳) 「幸いの日には幸いであれ。災いの日には〔災いを〕見つめよ。人間が後のことを何一つ見きわめ〔られ〕ないようにと。神はあれもこれも造り出したのだ。」(コーヘレト書7:14) 箴言16:4の新共同訳は、「主は御旨にそってすべての事をされる。逆らう者をも災いの日のために造られる。 」と、原文の「パーアル」を「行なう」という意味で訳しているが、この語には「造る
八木誠一氏の場所論的神学においては、「神」とは、「ただ絶対とか究極の存在とかいうのではない。『統合への規定』=『ロゴス』が、『神の支配』であるという場合のその神のことである。統合存在の究極の根柢(創造者)のことである。換言すれば人格同志に愛を命じ、愛を成り立たせる、神のことである。イエスが父とよんだ神のことである。決してそれ以外の神ではない。『統合への規定』を素通りし迂回して語られる神は無意味である。」(『キリスト教は信じうるか』〔講談社現代新書〕p201) ※「神の支配」の「神の」に傍点あり。 もちろん「絶対」とか「究極」ということも「神」の特徴として認めておられるのだろうが、要は、ただ単純にそれだけではない・・・という意味だろう。ちなみに私信によると、「根柢」と「根拠」との違いは「原因」と「理由」との違いと同様で、「存在(現実)の次元での『なぜ』」と「認識の次元での『なぜ』」との違いと
宗教は人間によって使用される道具の一つである。 したがって、他の道具と同様、 その中に欠陥が含まれている場合、 その欠陥は速やかに除去されなければならない。 そして、明らかに欠陥が含まれているにもかかわらず、 その宗教の内部の人間たちがそれを放置している場合、 外部の人間はそれを批判する必要がある。 何らかの宗教の外部にいる人間による、 その宗教に対する批判は、 そのすべてに意味があるとは限らない。 道具としての欠陥についての批判には意味があるが、 欠陥とは言いがたいものについての批判は無意味である。 佐藤哲朗さんは、 「仏陀は再誕しない」*1というブログエントリーの中で、 幸福の科学が製作した 「仏陀再誕」というプロパガンダ映画について、 次のように述べている。 「仏陀(ブッダ)が再誕する」ということはありえない話です。 仏陀は地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・天(欲天+梵天)という 輪廻の世界
私は、「テックカフェ」という名前の茶話会に、 たびたび参加させていただいている*1。 この茶話会を主催しているのは、 「ひょうごんテック」*2という組織である。 この組織は、関係者の間で情報を交換するために、 「ひょうごんテックメーリングリスト」 というメーリングリストを運営していて、 私もそこにメンバーの一人として登録されているのであるが、 登録からしばらくの間は、私の中に存在している勇気が、 そこに記事を投稿することができるレベルに達していなかった。 しかし先日、清水の舞台から飛び降りるつもりで、 自己紹介の記事を投稿してみた。 それは次のような記事である。 ひょうごんテックのみなさま、こんにちは。 第1回と第2回のテックカフェに参加させていただきました、 一神教学会の大黒と申します。 メーリングリストのほうは、 これまでずっとROMだったのですが、
一神教学会*1という宗教団体を私が設立したのは、 2006年5月22日のことである。 この団体の設立当初の会員数は、1名だった。 すなわち、会長である私が、 その時点での唯一の会員だったのである。 会員数が1名という状態は、そののちも長きにわたって継続した。 しかし、設立から3年4箇月目を迎えようとする直前、ついに、 会員数が2名になる日がやってきた。 2009年9月17日、私は、 Joel Troxellさんという未知の人物から送られてきた 一通の英文のメールを受け取った(実名で紹介することを 快諾してくださったTroxellさんに感謝したい)。 そのメールの内容は、次のようなものだった。 先だって、私はあなたたちのウェブサイトを発見しました。 私は、あなたたちの組織のmembershipに関心を持っています。 英語で書かれたもっとくわしい情報はないでしょう
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