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2009年2月2日のブックマーク (6件)

  • 漢語百題(岸田知子)

    弁理士と弁護士は今ではどちらも弁の字を用いるが、来は辨理士と辯護士であって、ベンの字が異なるのである。両方の資格を持つ方が、名刺にちゃんと辨と辯を書き分けておられて感心したことがある。もともと意味の異なる弁・辨・辯・瓣の4種の字を弁の一字で表すようになったのはなぜだろう。複雑な文字を簡単な文字で代用したとしても、少々荒っぽいのではなかろうか。 弁はかんむりを表す。辨(字は辧)は刀で二つに分けることから、分ける、わきまえる、おさめる。辨理は事務を処理する意味である。辯は言葉で分ける意から辯論、辯舌、辯解などに使う。瓣は花瓣(花びら)や安全瓣などに用いる。 ちなみに方言を表す関西辯などという使い方は日固有のもの。辨当というのは面桶(メンツウ)の転化とも便利なものの意の便当から来たともいわれ(『広辞苑』)、これも日固有の語である。 辨や辯に似た字に、編むという意の辮があり、これも弁

  • “龍が如く”問題 | 瑞径閑話

    “敬愛なるベートーヴェン”を取り上げたからには、やはり“龍が如く”についても言及しないわけにはいかないだろう。“龍が如く”は近日公開予定のニホン映画のタイトルであるが、教育関係筋からは、“如く”(“ごとく”と読む)の前に格助詞“が”が置かれているのは誤りではないのか、といった指摘が出ているようだ。たしかに比況の助動詞“ごとし”の接続は、学校文法ではこうなっている。 体言+の+ごとし 活用する語の連体形+が+ごとし “龍”は、“リョウ”と読んでも、“リュウ”と読んでも、“たつ”と読んでも、名詞(=体言)であることに変わりはなく、この語が活用するはずがないのであるから、“龍”と“如く”の間に置かれる格助詞は、学校文法に従えば、当然“の”でなければならない。すなわち、“龍が如く”は誤りで、“龍の如く”が文法的には正しいのだということになる。 しかし、“如く”を“ごとく”と読むと決めつけてしまうの

    “龍が如く”問題 | 瑞径閑話
  • 「~が如く」と「~の如く」の違いは?

    「如く」は来古語の助動詞「如し」で、現代語の中では、連用形の「如く」連体形の「如き」が文語調の言い方として残っています。 君の如き人間は……   実在するが如き…… 空飛ぶ雲の如く……   そこにあるが如く…… のように、現代語の「のような」「のように」とほぼ同意です。 「龍が如く」の「が」は古語の連体修飾語を作る(連体修飾格の)格助詞で、現代語では普通「の」(連体修飾格)というのですが、文語調だからそのまま使っているわけです。

    「~が如く」と「~の如く」の違いは?
  • 「龍が如く」と言う題名??? - 今さらですが、思い出してしまったので質問させてください。「龍が如く」というゲームがありますよね。この題名... - Yahoo!知恵袋

    「龍が如く」と言う題名??? 今さらですが、思い出してしまったので質問させてください。 「龍が如く」というゲームがありますよね。 この題名は「龍のように」と言う意味ですよね? その場合、「~が如く」ではなく、「~の如く」ではありませんか? 私は今まで、「~が如く」の前に来るのは動詞、例えば「眠るが如く」や「飛ぶが如く」 名詞には「~の如く」だとばかり思っていました。 「龍」は名詞ですよね? だから初めてTVで龍が如くのCMを見たときすごく違和感があったのですが、 私の周りの人たちは皆、気にならないといっていました。 皆さん、気になりませんでしたか? くだらない質問ですみませんが、ご存知の方、教えてください。 難しくてちょっと混乱気味です・・(苦) 龍が如くと、龍の如くでは、訳し方?や意味が違うのですか? 例えば「龍が如く飛ぶ」は「龍のように飛ぶ」ですよね では「龍の如く飛ぶ」はどう言い直せ

    「龍が如く」と言う題名??? - 今さらですが、思い出してしまったので質問させてください。「龍が如く」というゲームがありますよね。この題名... - Yahoo!知恵袋
  • @IT:XMLにおける「ボヘミアンと貴族の階級闘争」を読み解く

    「ボヘミアン」と「貴族」という名称が使われるきっかけとなったのは、2002年12月にADTmag.comに掲載されたUche Ogbuji氏執筆の記事「XML class warfare」(XML階級闘争)だ。この記事では、XMLにおける型情報の扱いなどに関するこれまでの議論の経緯や整理が行われている。その内容を要約すると、以下のようになる。 W3CのXML SchemaによるXMLデータ型の標準化は、「貴族」の登場を確立するきっかけになった。貴族はXMLのデータにおいても、C++JavaSQLにおけるデータと同様に常にデータと型情報を関連付けるのを好む人たちである。一方で従来のようにXML内のデータと型情報との対応は最小限のものにとどめ、記述されたテキストのまま処理できることが重要と考える一派が「ボヘミアン」となった。私(Ogbuji氏)自身はボヘミアンである。 両派は、XPath

  • http://www-ice.yamagata-cit.ac.jp/ken/senshu/sitedev/index.php?AVR%2FHIDmon04