徳川四天王の所作に本音が垣間見える井伊万千代と小野万福は「甲冑着初め式」を追え、田中城攻めでは何ができるのかな、とワクワクしています。 しかし先輩たちからは「きみらは殿の大事な色小姓だからね! 働きぶりを見学していればいいよ」と、なんだかなぁな態度。 ここはじめ、万千代以外の「徳川四天王」の反応が面白い。 酒井忠次:どうでもいいわ 本多忠勝:ドンマイ、ガンバレ、ファイトだぞ! そのうち一緒に軍議に参加しような! 榊原康政:軍議は機密扱うんだから下っ端は入ろうとするな! しかし万千代、おそろしい子…… 自分と似た境遇、かつ同じタイプだと感じていて、将来絶対に万千代は出世するだろうと確信している康政の、冷静なようで嫉妬と焦りを感じさせる顔がたまりません。 忠勝は「色小姓だから無理すんなよ」は、からかいではなく本心から言っていそうなところも、いいですね。 ともかく万千代は悔しがり、そして軍議には
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