この本はダメだ。なんでこんなのが4百万部(本当かよ?)売れたのか疑問だ。小説好きな人にとってこの本を読み切るのは苦痛でしかないだろう。宣伝がうまいんだろうな。涙なくして読めないみたいに煽っていたけど、どこで泣けるんだろうか?こんな戦史を切り貼りして、取ってつけたようなストーリーで泣けるか?間違いなく「史上最低のベストセラー」だろうな。浅田次郎の「終わらざる夏」を読んだら、その差は歴然だよ。これが作家魂ってもんだよ。登場人物は戦争の悲哀を背負って、それぞれの道でただひたすら耐え忍んで生きていくんだよ。その描写やストーリーが読者の心の奥底に響くんだよ。おっと、いけない、「永遠の0」みたいな薄っぺらな本と比較してしまった。この本は多分、小学生高学年から高校生をターゲットにした戯れ本でしょう。いずれにしても著者の人間性が滲み出ている皮相浅薄な駄作であることは間違いない。
この本、すごいものがあります。 基本的ないざこざは他のレビューを拝見して頂ければお分かりいただけると思いますので割愛します。 私が驚くすごい点ですが、まず筆を取られた東京藝大の筆者様(@Hasepikon)が昆虫そのものに全く興味がない節が全ページにわたって透けて見える事。 よくもまぁ興味ない世界にここまで深入りしてドヤ顔できたものです、その性根に私は感動すら覚えます。 次に肝心のイラストがほぼ全編にわたって無断トレースであること。 これは作者様がTwitterでトレースではなく模写だと仰っていましたが、模写でもそれはそれで問題がある上に、ほぼ完璧に縦横比を元の画像からいじった状態に、あるいは角度を変更した状態に脳内で変換されて絵に起こせる(しかも寸分の狂いも無く!)という恐ろしい才能の片鱗を垣間みることができます。 きっと今までも、そしてこれからもその才能をフルに活かしてサブカルの道を歩
表紙のコーカサスカブトムシではオリジナル写真に写っていない脚の爪は書かれていないし、オリジナルの写真では暗くて分かりにくい脚の出どころがおかしいなど、本当にただ写真を模写しただけの本。そのうえ昆虫好きなら絶対に与えないキュウリを書き加えているし,そもそも虫が好きというわけでも、生態に詳しいわけでもない。 もともとは藝大の実習で作ったものらしく、その時点ではマナー違反ではあるがまだぎりぎり私的複製の範囲だと思う。しかしそれを自分の作品として公表し、賞をもらい、出版するのは明らかな著作権法違反。これまで「沈黙の艦隊事件」など同様の事例で、謝罪・賠償金支払い、絶版となっているし、裁判になった事例では著作権法違反であることは判例上確定している。最大の問題は、にもかかわらず著作物で食べていくはずの藝大生が、模写も自分の作品として公表すれば著作権法違反になることを知らなかったこと、指導教官も出版社もま
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