この記事は旧バージョンの記事です。新バージョンの記事が「MacTeX 2019 のインストール&日本語環境構築法」として公開されています。 doratex.hatenablog.jp (MacTeX 付属の mactex.jpg より) 数日前,とうとう TeX Live 2016 がリリースされました。TeX Live 2016 では, LuaTeX で El Capitan 付属の新ヒラギノフォント(OTC形式)が使えるようになった (x)dvipdfmx で \includegraphics の pagebox= オプションが使えるようになった など,一般ユーザにとってもメリットのある様々な改良がなされていますので,早速導入してみようと思っている人も多いことでしょう。 また,シーズン的に,大学に入学して心機一転,TeX を始めてみようという大学生の方も多いのではないでしょうか。 Ma
前回の続きです(新しい pLaTeX の概要や全体の目次は前回の記事を参照)。 【追記:2016-06-11】コミュニティ版 2016/05/07 には、本稿の 5. で解説している「ベースライン補正(縦組)で「Å」が乱れる問題を解消」という修正のやりかたがマズかったことにより、「すべてのアクセント文字」について多くの critical な副作用が生じてしまいました。 TeX Live 2016のuplatexとucsパッケージ (forum:1941) pLaTeX が新しくなってアレ(マクロツイーター) コミュニティ版 2016/06/10 では修正されています(参考:Issue #5)。TeX Live や W32TeX にも一両日中に反映されると思いますので、pLaTeX 2016/05/07 または 2016/04/17 をお持ちの方は 2016/06/10 に更新してください。
TeX Live 2016 には「日本語 TeX 開発コミュニティ」によってカスタマイズされた新しい pLaTeX がインストールされます。W32TeX では 2016/05/02 以降は新しい pLaTeX が配布されていますし、TeX Live 2016 pretest をインストールした方も 2016/05/10 以降は新しい pLaTeX を持っていることになります。従来のものと何が変わったのか、ここで実際の画像を見ていただきながら説明していこうと思います。 あくまでこのブログは「日本語 TeX 開発コミュニティによる公式見解」ではなく、その中の一個人が独断と偏見を交えつつ(?)説明しようという試みであり、それ以上の意味を持たないことをことわっておきます。公式な告知は TeX Forum に出してあります。 変更点の超ダイジェスト(兼・目次) 詳しく説明する前に、ダイジェストで画像
OS X El Capitan に Homebrew を使って TeX Live 2015 をインストールする手順 はじめに このページは、TeX Wikiに書かれたことを読んで結城が試した手順メモです。まずはTeX Wikiを読むことをお勧めします。 TeX Wiki - TeX Live/Mac 前提 Mac OS X El Capitan はすでにインストールされているとする。 Homebrew はすでにインストールされているとする。 El CapitanでHomebrewが動かないときは、以下の記事を参考にする。 OS X El Capitanインストール後のエラー諸々の解決 手順 1. TeX Live 2015 (MacTeX-2015) をインストールする $ brew install caskroom/cask/brew-cask $ brew cask install m
LaTeXの利用に必要なソフト一式を、簡単にインストールする手順を詳しく紹介します。 画像や注釈が多いので、手順が長く見えますが、トラブルがなければ、「次へ」ボタンの連続とダウンロードの待ち時間がほとんどで、20分程度で終わるはずです。 LaTeXを始めて使う人は、この「環境構築」に失敗して困ってしまう人がとても多いです。この記事では、LaTeX本体から編集ツール(エディタ)までをまとめてインストールして、最初の文書PDFを作る所までの手順を紹介します。 ※2015年7月版からリニューアルしました。内容が新しくなっているので、今後はこのページを参考にしてください(Windows 10・Windows 8.1・Windows 7など、OSバージョンを問わず)。 Windows向けの「LaTeX簡単インストール」記事をリニューアルしました。今後はこちらのページを参考にしてください。後輩に見せる
Ubuntu13.04が先日無事リリースされました。一昔前は、GNOMEに代わってデフォルトで採用されたUnityの完成度の低さからユーザーが離れた時もありましたが、ここ最近はこなれてきて十分使い物になってきているようです(と言っても個人的には12.04の頃からUnityに対する評価は悪くありませんでした)。私個人としてもちょっとばかしKDEに飽きてきた部分もあるので(ぇ)、ここいらで心機一転、新しいUIで遊んでみようと思います(ついでにHUDとやらも使ってみたいので)。ついでにせっかくなのでLaTeX環境も整えてしまいましょう。というわけで、今回はUbuntu13.04でLaTeX環境を整えるところまで行いたいと思います。 ※2014/04/28追記 Ubuntu14.04でも同じ方法でインストールできます。texliveのバージョンは順調に上がっていましたが 0.Ubuntu13.04
特徴 キャプチャ 使い方 謝辞 11/9の文学フリマで個人誌『鉄錆風味歪夢 自選集』を頒布しました。そのときの原稿を元にした LaTeXサンプルを公開します。 特徴 以下の特徴があります。 A5版の縦書き、二段組みです。 巻頭歌、タイトルのため、頁中央に文字や画像を表示します。 目次、章タイトルを tbook既存のデザインとは変えています。 小口に画像を入れ、頁番号を縦書きの漢数詞にしています。 奥付も縦書きです。これは以下を参考にしました。 個人出版コミュニティ LaTeXによる書籍製作(15) http://bookproduction.blog69.fc2.com/blog-entry-68.html ダッシュ(――)は罫線を利用しています(市川憂人さんのアイデア)。なぜか倍角(\scalebox)ではうまくいかない……。 「!」「?」の後に来る空白を少し縮めています。既存のままだと
先日,IPSJのオンライン化について触れた際に,論文誌の新しいスタイルファイルはA4横で見やすいと述べたわけだ.再掲しますが,このような感じです. 見やすいですよねぇ.しかしながら,実際に執筆する側になってみると,途端に問題と出くわした.こんにちは,こんにちは.IPSJからフォーマットをダウンロードして,解凍して,ソースを弄ることなく,叩いたコマンドは以下の通り. >platex sample.tex >platex sample.tex >dvipdfmx sample.dvi >pdfopen --file sample.pdf でてきた結果はこんな感じ.この様だよ. なんてこったい.紙がlandscapeしてない・・・.くやしい.みんなAcrobatを使うんですね.金持ちですね.dvipdfmxなんてダメですか?ダメじゃないですよね?というわけで,調べてみた. -lオプションですね.
TeX「超」入門 http://www.nsknet.or.jp/~tony/TeX/texindex.html ワープロユーザーのためのLaTeX入門 http://www.klavis.info/texindex.html LaTeXの使い方 http://www.maekawa.is.uec.ac.jp/doc/documentation/jlatex/revise/revisec.html はじめてのてふ http://www.geocities.jp/tanaken_1018/tex/index.html LaTeX 入門 http://www.h4.dion.ne.jp/~latexcat/intro/intro-index.html 日本語TeX情報 http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/ [改訂第3版]LaTeX2e美文書作成
トップページに戻る LaTeX 入門 この『LaTeX 入門』に初めて訪れた方へ 『LaTeX 入門』PDF 版 (725kb) / DVI 版 (708kb) および DVI 版で使用されている画像 (1.2kb) (この画像ファイルは,ファイル ltintro.dvi と同じディレクトリ(フォルダ)に置いてください.) 凡例 この『LaTeX 入門』にはしばしば☆, ★という記号を伴った注意が現れます. これらは次のような意味をもちます. ☆を伴う注意:基本的な注意事項 ★を伴う注意:多少細かい点に関する注意事項 なお, この文書は 1 行の長さが最大で 80 文字のプリフォーマット・テキストをところどころに含みます. 目次 LaTeX による文書作成のしくみ LaTeX 文書の枠組 LaTeX 文書の本文の書き方 文書クラス 特殊文字の出力法 書体の変更 文書の論理構造(章・節など
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く