ロシア軍との激しい戦闘が行われているバフムート近郊で発砲するウクライナ兵士=15日、ウクライナ・ドネツク州/LIBKOS/AP (CNN) ロシアの民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏は、ウクライナでの戦争でロシアがつまづきつづければ、新たな「革命」がロシアを揺るがしかねないとの見方を示した。ロシア軍の準備態勢も痛烈に批判し、軍のヒエラルキーの内部で進む分断をさらに露呈する形となった。 プリゴジン氏は親ロシア派ブロガー、コンスタンティン・ドルゴフ氏とのインタビューで、ウクライナに忠誠を誓う部隊がロシア領内に侵入しても、ロシア軍はそれに対抗する準備ができていないと指摘した。 一方、ウクライナ軍の能力の高さを称賛。ロシア政府に対し、高い代償を払う長期の戦争を回避したければ戦争への取り組みを拡大すべきだと訴えた。 プリゴジン氏は「ウクライナは世界最強の軍隊の一つだと思う」と述べ