実際に年金はいくらもらえているのか「年金支給額は、国民年金が平均月額で5万5千円、厚生年金は14万7千円」という実績が公開されています。 これは、厚生労働省が公開している「平成29年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」という報告書によるものです。 この記事では、「実際に年金はいくらもらえているのか」という点に絞って紹介しましょう。 国民年金の平均月額は5万5千円まず国民年金から見ていきましょう。 今回の報告書でわかった国民年金(老齢基礎年金)の平均支給額は、月額で「55,615円」でした。 国民年金の制度上の支給額は、月額で「64,941円」ですが、これは40年間保険料を支払った場合の満額です。 実際には、満額よりも1万円ほど少ない金額の人が多いことが分かります。 厚生年金の平均月額は14万7千円次に、厚生年金を見てみましょう。 今回の調査では、厚生年金の月額の平均支給額は「147,051