先端医療 開発センター Exploratory Oncology Research and Clinical Trial Center
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放射線の発がん影響について 2011.3.28 がん対策情報センターがん情報・統計部 祖父江友孝 1. 放射線被曝と発がんリスク 放射線を被曝した場合の健康影響としては、急性影響と慢性影響があり、慢性 影響の主たるものは発がんリスク増加です。 広島長崎の原爆被曝者の追跡調査では、被爆後 2-3 年でまず白血病が増加し始 め、5-10 年でピークに達し、その後時間の経過とともに低くなっています。白 血病以外のがん(固形がんと総称し、乳がん、甲状腺がん、食道がん、結腸が ん、胃がん、肝臓がん、肺がん、卵巣がん、皮膚がん、膀胱がんなど)は、被 ばく後 10 年目ぐらいから増加が始まります。 放射線影響協会「放射線のわかる本」 2. 被曝線量と発がんリスクの関係 広島・長崎の原爆被曝者では、固形がんの合計でみると、200 ミリシーベルト以 上の被曝線量で、線量の増加と発がんリスクの増加が直線的な
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