上弦の月は、昼頃に東の空に昇り、夕方頃に南中、そして真夜中に西の空から沈んでいきます。一方、下弦の月は、真夜中に東の空に昇り、明け方頃に南中、そして昼頃に西の空から沈んでいきます。 なぜ、このようになるのか、下の図を見ながら考えてみましょう。 こちらの図は、上弦・満月・下弦の時の、月と地球、太陽の位置関係を表したものです。 地球は反時計回りに自転しているため、月が上弦の時の位置にある場合、月はD(昼頃)に見え始め、A(夕方頃)に最も見やすくなり、B(深夜)に地平線の下に沈んでしまいます。C(明け方頃)は地球の裏側になるため、全く見ることが出来ません。 同様に、月が下弦の位置にある場合、A(夕方頃)の時間では月が地球の裏側にあるため見ることが出来ず、B(深夜頃)の位置になった時にようやく地平線から月が出てくることになります。 このため、上弦の月と下弦の月は見える時間が異なるのです。 上弦や下
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