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ブックマーク / www.ipss.go.jp (1)

  • 季刊社会保障研究_46-4.ren

    Ⅰ はじめに 長い間,日における貧困はメディアや政治 の関心から遠い位置にあり,ましてや,日の 子どもの貧困はその存在すら認められていなかっ た。しかしながら,日の子どもの相対的貧困 率は1 4 %であり(O E C D 2 0 0 8 ,厚生労働省2 0 0 9 など) ,他のO E C D 諸国に比べても決して低いレ ベルではない。近年になって,ようやく,子ど もの貧困が日の社会問題として注目を集めつ つあり,日の子どもの貧困に関する研究や統 計も蓄積されつつある(山野2 0 0 8 ,阿部2 0 0 8 , 子どもの貧困白書編集委員会2 0 0 9 ,など) 。 子ども期の貧困が,子どものさまざまなウェ ル・ビーイングと密接な関係があることは多く のデータで確認できる。例えば,子どもの学力, 健康状況,学校での適応,不登校,児童虐待, 非行,親との時間は,どれも,貧困層の子

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