国際的なハッカー集団「アノニマス」によるとみられるサイバー攻撃が、先月以降、国内の企業や団体などのホームページに相次いでいることが警視庁などへの取材で分かりました。一部では、ホームページが閲覧できなくなる被害も出ていて、各地の警察は情報収集を進めるとともに警戒を強めています。 このうち28日には、大阪市に本社がある南海電鉄や愛知県にある水族館の南知多ビーチランドなどに攻撃が行われ、それぞれホームページが数時間、閲覧できなくなったということです。 また、今月12日に日本郵政にサイバー攻撃が行われたほか、今月22日には東京の出版社KADOKAWAが運営するニュースサイトも攻撃され、1週間近く閲覧できなくなりました。 「アノニマス」を名乗る人物はツイッター上で、これまでに日本国内の23の企業や団体などに攻撃を行ったとする書き込みをしたうえで、今後も日本のさまざまなサイトに攻撃を続けるという趣旨の