名古屋大学は29日、大学院の学生への奨学金を拡充すると発表した。2022年度から年3億円を予算に計上し、国の補助金も確保する。博士課程では、授業料の減免や生活費の支援を含めた年間の奨学金を、平均で従来比2倍の173万円に引き上げる。奨学金は返済の必要がない。高度な専門知識や研究能力を身に付けられる博士課程への進学を経済的理由からためらう学生が多い現状を打破する。29日に記者会見した杉山直学長は
人の好みを人工知能(AI)で学習し、適した移住候補地を提示する――そんな実証実験を9月に始めると、九州大学と福岡県糸島市、富士通研究所が8月24日に発表した。 糸島市への移住希望者が「自然が好き」「交通機関がほしい」といった好みをマッチングシステムに入力すると、AIがその人に適しそうな市内の地域情報を提示。それに対して移住希望者が評価や追加の好みを入力していくことで、AIが自律的に学習し、希望に近い候補地を提示できるようにするという。 同市内には海や山、田園、市街地、離島などさまざまな地域があるが、移住希望者が事前に詳しい地域情報を得ることが難しく、移住後に満足度が低くなることがあったという。そこで今回、人の好みを自律成長するAIに学習させ、候補地の提示と評価を繰り返すことで、より高精度なマッチングを目指す。 実験では、AIが出した候補地を移住希望者に伝えるだけでなく、データに基づき市の担
今春卒業した大学生のうち、就職も大学院などへの進学もしなかった人が約8万7千人と前年度に比べ28.3%増えたことが5日、文部科学省の学校基本調査速報で分かった。大卒者全体に占める割合は16.1%で、同4.0ポイント上昇した。世界同時不況の影響で企業が採用を絞ったため、就職をあきらめた大学生が多かったとみられる。大卒者は同3.3%減の約54万1千人。うち就職したのは約32万9千人で、就職率は60
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