「来月、着手します」。意味深長なメールを送ったのは、悪質な納税者と向き合う国税調査官だった。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下団体の元幹部に税務調査の日程を事前に漏らしたとして、大阪国税局伏見税務署の職員が10月、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で京都府警に逮捕された。「寡黙で真面目」という印象を周囲に与え、悪質な調査先を相手に業務に邁進(まいしん)していると思われていた職員。一方で元幹部と飲食を重ね、海外旅行にも一緒に行く〝裏の顔〟を持っていた。「反国税団体」といえる朝鮮総連という「禁断の領域」に深入りした背景に何があったのか。 衝撃…「反国税団体」との癒着、そして“密約” 逮捕、起訴されたのは、伏見税務署の上席国税徴収官、佐土原桜茂(えいしげ)被告(48)=現同署総務課付。情報を漏らしたとされる相手は、朝鮮総連の傘下団体「在日本朝鮮京都府商工会」の60代の元男性幹部だった。こちらは立
![【衝撃事件の核心】禁断の領域「朝鮮総連」に足踏み入れ〝墜ちた〟国税調査官 傘下団体元幹部と飲食、韓国旅行…情報漏洩(1/4ページ) - 産経WEST](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d8ec29eb1d33e87a7ee2fb23cf3272dd30d89029/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fapr_west%2Fimages%2Fv1%2Fbasic%2Fwest_ogp.jpg)