全39巻に及ぶ旧約聖書の2巻目にあたる、「出エジプト記」。 旧約聖書の中でもひときわストーリー性に富んでおり、「モーゼが海を割った」や「神様から十戒を授けられた」といった、よく知られたエピソードが登場する書物であります。 出エジプトのあらましこの出エジプト記で語られているのは、いわゆるイスラエル人の集団脱走です。 時のファラオに迫害されたかわいそうなイスラエル人たちが、偉大な預言者モーゼに率いられ、約束の地へ移動していくという筋書き。 ものすごく端折ってあらすじを書くと次のような感じ。 詳しいストーリーは、ビジネスホテルに泊まった際にでも旧約聖書を読んでみてください。物語調で、わりと読みやすいですよ。 民を率いた預言者モーゼ。統率力◎。 で、よく議論になるのは、この「出エジプト」は史実かどうかという点です。 もちろん、旧約聖書に書いてあることが全て事実というのは考えにくい。その内容には史実
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